List- 禁忌事項一覧 -
■喘息持ちの方、ステロイド服用の方
脱毛1か月前からステロイドの服用を止めることで、比較的安全に施術を受けられますが、下記の点に注意してください。
・感染症
ステロイド剤には、免疫力が低下するという副作用があり感染症を起こしやすいというリスクがあります。
光を照射すると、肌には負担がかかり、刺激を受けることにもなりますので、肌荒れが悪化したり、最近が入り込むことによって、感染症が起こる可能性があります。
・色素沈着・火傷
ステロイド剤には光を吸収しやすい性質があります。ステロイド剤が塗られている部位に光を照射すると、皮膚が過剰に反応しますので、火傷を起こしたり、火傷が治っても、肌の色がもとに戻らない色素沈着を起こす可能性があります。
・脱毛の効果
ステロイド剤の副作用には、塗り薬の場合は塗っている個所の毛が、服用している場合は全身の毛が、多毛化する可能性があります。
多毛化が起こった場合、光脱毛の効果が見えにくくなります。
■ピルの服用
ピル服用中でも脱毛は可能です。
一部のサロンなどでピルを服用していえる方への施術を断っている所もありますが、断られる理由としては、副作用による色素沈着、毛量が変化するケース、ピルの服用が光脱毛に与える影響が不明のため、リスクを避ける必要がある事が挙げられます。
■アトピー・皮膚炎
敏感肌、アトピーの人の肌は、健康的な肌と比べると肌のバリア機能が低い為、ダメージを受けやすい傾向にあります。
特にアトピーの場合、ステロイド等の薬の影響によって肌の表面を覆う角層が薄くなってしまっているので、肌に刺激する物質が入ってしまうとさらなる肌荒れを招いてしまう事もあります。
肌の状態が安定していること、皮膚科の医師の確認を得てから行いましょう。
あまりにも症状が酷い場合を除いて、基本的にはアトピー、敏感肌の人でも全身脱毛を受けられます。
■タトゥー
光脱毛の場合、タトゥーはメラニンとして認識されてしまい、光がその部分に集中してしまし、火傷の恐れがあります。
タトゥーが入っている場合は、その箇所から5~10cmの間隔を開けていれば大体のサロンでは施術を受けることができます。
■手術後
傷跡の真上でなければ基本的には脱毛は可能です。
ただし、手術と並行して行うことや手術後、手術後の痛み止めの薬等を服用中は脱毛できません。
手術部位と脱毛希望部位が離れていたとしても、最低でも1ヶ月は脱毛をするのは避けた方が良いでしょう。
■放射線治療
脱毛は3ヶ月以上経てばできます。
大きな病気・治療を行った後は、体に大きなダメージを受けていますので、その状態で脱毛することが体にとって負担になりますので施術を受ける前に必ず医師に相談が必要です。
■光過敏症 (光アレルギー)
日光アレルギー(日光蕁麻疹)も光過敏症のひとつ。
光脱毛では、色素に反応する特殊な光線を使用するため、脱毛による肌トラブルが高くなる光過敏症の人は施術できません。
もともと光過敏症の症状を持つ人だけでなく、別の疾患で投薬されている薬によっては光過敏症の副作用が出やすいです。
■糖尿病
治療中の人は自己免疫機能が弱り、皮膚を損傷した場合に治りにくくなるといったリスクが高いです。
また、緑内障と同じく処方薬によっては光過敏症の副作用もあります。
■皮膚病
色素斑、ヘルペスなど何かしらの皮膚疾患を患っている場合は注意が必要です。
脱毛の刺激によって症状を悪化させる可能性があり、皮膚病でステロイドなどの外用薬を使用していると、その部分に照射したとき色素沈着ができてしまう可能性があります。
軽度の疾患でもかかりつけの皮膚科に相談したほうが良いでしょう。
■肝臓病・腎臓病・伝染病
ウイルス性肝炎などの感染病は、サロンでのウイルス感染リスクを避けるために、施術拒否されることがあります。
■てんかんの方
てんかんには、突然けいれんを起こす、失神するなどの発作症状があります。
電気処理の刺激や光線による刺激が原因でその症状を起こす可能性があります。
■心臓病・ペースメーカー使用者
心臓病と脱毛施術に直接的な因果関係は存在しませんが、脱毛時に感じる刺激や痛みなどが引き金となり、病気を悪化させたり、発作を引き起こしたりする危険性が否定できないと考えられています。
そのため、ほとんどの脱毛サロンでは心疾患の持病がある場合、脱毛施術不可と判断しています。
光脱毛機器がペースメーカーにどのような影響を及ぼすのかわかっていませんが、100%影響がないと言えないため、安全を期してサロンでの脱毛は行えないというのが現状です。
ペースメーカーを使用していることは、心臓に何らかの疾患を抱えていることになり、施術中に病気が原因による体調悪化などの懸念もあります。
■ケロイド体質・ケロイド部分
光脱毛では、基本的に傷痕部分の施術は行わない場合が多く、ケロイドになっている部分は脱毛できません。
ケロイド体質の人は、脱毛による肌トラブルの危険性も高くなります。
■心疾患、血液疾患の方
狭心症、心筋梗塞など。心臓病と脱毛に直接の因果関係はありませんが、脱毛の刺激や痛みのショックが引き金となり重篤な症状を引き起こす可能性が否定できません。
回避するために、多くの脱毛サロンでは心臓の持病がある場合、脱毛をお断りします。
同様に、血友病、血小板減少症など血液の病気を患っていても、脱毛による病状への影響を考慮して脱毛できない場合が多いです。